宮里悠平OFFICIAL BLOG

Yuhei Amakuma Blog

[TAKARAMONO]僕の三線。

はいさい!

悠平です。

 

今年も始まりもう2月中旬。

しに寒い14度!!

バタバタやりたい事がありすぎて1日が短い。

 

でも睡眠はちゃんとりたい。

筋肉の為に!笑

 

・・・さておき。

去年の終りくらいから古典三線を習い始めた。

 

前から三線は弾いているけど、何となくで、感覚で、

テキトーに!笑

 

色々家で考え事をしてると、

幼い頃母が琉球琴を弾いているのを

思い出した。

琉球琴は、三線と弾くので

その時、三線の先生を思い出し勢いで尋ねてみる事にした。

 

自分の記憶では、先生を見たのは30年前の話、笑

 

先生の家に行ってみるとちょうどいたので

「宮里です。三線教えてください。」というと

来月から来なさいという事で、話は終わりました。

 

何か怖そー!笑

 

今から本当にちゃんと三線を習うのかと今更、自分と格闘しながら、悩み

 

まぁやってみよう、ここに来たということは、興味があるんだよな。

 

そして初めて習いに行きました。琉球古典音楽野村流。

 

この写真は初日の写真。

 

 

最初は色々と雑談。

 

母の話しやら

母のオジーは凄かったやら、今何してるやら、ただのユンタク!笑

 

でもオーラが凄くて、優しくて、素直な自分でいられた。

 

「自分は頭が悪いから音楽しかできない」って言うと

 

「バカか。頭が良いから音楽ができるんだよ」って言ってくれた

 

初めて褒められた感じがした。笑

 

早速、三線を出して練習開始。

 

先生の出した音にびっくり!

 

色々な事が頭を巡った。

これが三線の音か、、、、

吸い込まれた。

 

正直、

古典は”かぎやで風節”しか分からない。

結婚式などお祝い事で聴くぐらい、、、ちゃんと聴いた事もない。

 

というか古典ってなに?

民謡と何が違うの、、、、

しかも何を歌ってるかすら知らない。

 

そうだな、何も知らないな。

方言も。歌詞も 沖縄の歌

 

それなのに

三線弾いてた事がどこかで気になってたのかな、、、

考えすぎか。

 

最初は”秋の踊り”という歌からだった。

 

三線は歌を歌わないといけない

 

難しい。

 

思った通り、深かい。弾き方。間の取り方。音の出し方。

歌の音程。

 

いやー100年かかるな!笑

 

そして

自分が弾いている三線は、

以前ライブとかでずっと使っていた物だった。

 

それは暑い所でもチューニングがくるわないように

改造してあるもので、大きさも違う。

 

これは三線じゃない。

「他の準備してきなさい。」ちゃんと爪で「バチ」で弾きなさい。

 ちゃんとカラクイの三線 笑

 

何となく分かった!

確かにこれは三線じゃないな。

音が違いすぎる。

 

心機一転 

以前の三線は弾く事がないのでサヨナラ

 

三線探しに行こう!笑

楽器選ぶのは久しぶり!

 

色々お店を回ったけど

中々、、、物がありすぎて、、、、、

いきなり200万とかいう所もあるし、詐欺か!笑

 

結局

先生が紹介してくれた三線店に行ってみた

 

新崎太鼓三味線店。入ってみると三線を作っていた

「三線さがしてるんですけど」と尋ねると

いいのあるよ。と色々見せてくれた。

 

これは沖縄の黒木の三味線

他は外国の黒木の三味線。

あ、、、正直に教えてくれんですね。笑

 

ちゃんと教えてくれました。色々弾いて、2本に絞り悩む。

音は2本とも近い。弾いた瞬間音の立ち上がり。抜ける感じはすごい。

どちらも引けを取らない。

 

音はもう一本の方がいい、けど自分はこの子方が柄に味わいがある。

見るだけで楽しめる。

決めた!

 

先生の音を覚えていたから、近い音と自分の好きな音混ぜた感じ。

この存在感すごい。吸い込まれそう。

 

それに

柄が独特!

 

色々沢山弾いてみて良かった。

宝物。

 

先生は

「お前の三線白い所多いなっ」て!笑

 

でも良い音してるよって言ってくれた

腕はまだまだなので弾き込みます!

難しいけど楽しい。

すごく暖かい先生。

人ってこうなんだな。

 

三線、始めて良かった。

 

出会いに感謝!

 

                          宮里悠平

 

 

 

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